初めて葬儀をだされる方へ
人生において喪主や施主となって葬儀をだされる立場の経験をする事は何度もある事では ありません。会葬者として参列した事はあっても葬儀をだす立場となった時に、まず何を しなければならないか、何を考えておいたほうがよいかなど知らない事がたくさんあるでしょう。 突然のご不幸で戸惑う事のないように事前に知っておくとよい事などをご紹介いたします。
喪主と施主
一般的に「喪主」とは、遺族の代表となって、参列される方の対応や挨拶など、 対外的な役目をされる方になります。また、「施主」は葬儀の段取りを決定したり、 準備するものや手配など葬儀にあたっての裏方とした役目をされる方になります。 役割は異なりますが、実際には「喪主」と「施主」を同じ方がする事が多く、特に 小規模の葬儀や外部からの参列が無い葬儀であれば、同じ方で問題はありません。
続柄では、「配偶者」にあたる方や、故人様から見て第一親等にあたる「子」 が行う場合がほとんどとなり、「配偶者」がまだおられない場合などは「父母」が行う 事が多くあります。また、ご家族の年齢や状況などによって、「喪主」を「配偶者」や 「父母」が行われ、「施主」を「子」が行われるような場合も多くあります。
危篤、ご逝去
病院などでご逝去を告げられましたら、故人様の搬送となります。 一般的な病院では長時間ご安置する事ができないところが多く、 搬送の手配を頼まれるようになります。 病院の費用に関しては退院される際にすぐに清算ではなく、後日 清算で構わないところが多いので、落ち着いてから入院時のお礼 のご挨拶も含めて伺うとよいでしょう。 大切なご家族の不幸で悲しみと辛さで動揺した状態ですが、慌てず 落ち着いてご一報ください。松山市民直葬センターでは、深夜でも ご一報いただきましたらお迎えにあがらせていただきます。
落ち着かれたら、家族親族や事前に決められている方がいれば、 その方々へ亡くなった事のご一報を連絡するようになります。 その際に葬儀の日取りなどが決まっているようであれば、お伝 えするようになります。葬儀に際して香典や供花などを辞退する ようにあらかじめ決めているようであれば、葬儀の日取りと一緒に お伝えされるとよいでしょう。
葬儀の打合せ
葬儀の打合せの際に、葬儀にかかる費用や葬儀の流れなどを決める ようになります。この際に葬儀の全体を把握するようになりますので、 「喪主」と「施主」をされる方が異なる場合は両者がおられる時にさ れると、行き違いなどがなくなりますし、ご家族皆が動転した状態と なり、一人では聞いた事が抜かってしまう事もよくありますので、複数 のご出席のもと打合せされたほうがよいでしょう。
お気軽にご相談にお越しください
松山市民直葬センターではいつでもお客様のご相談を承りいたします。心配な事、 不安に思っている事などあれば、いつでもお気軽にご相談にお越しください。
▶事前相談について詳しく見るお布施やお礼
お葬式にあたって、宗教者を呼ばれて葬儀をおこなう場合には 「お布施」を用意しておくようになります。「お布施」は宗教者が 来られた時にその場でお渡しするようになりますので、あらかじめ 現金でかまえておく必要があります。この際の表書きは仏式であれ ば「お布施」、神道であれば「お礼」などの表記が一般的です。
菩提寺が分かればお伝えください
菩提寺によって金額が異なる場合もございますので、当社スタッフ へお声かけください。菩提寺などが分からない場合には当社よりご 紹介させていただくこともできます。
葬儀のあいさつ
一般的に葬儀終了後に喪主から遺族代表の挨拶をおこないますが、 最近では小規模の葬儀などでは省かれる事も多くなってきました。 挨拶をしたほうが良いか、どうしようかと迷われている場合には、 葬儀の出席者がどこまでの範囲になるかを参考にされるとよいでしょう。 ご親族や外部からの参列者などが来られるお葬式などの場合にはご挨拶 はされたほうが良いですし、出席者がご家族のみという事であれば、 対外的なところが無いので、ご挨拶を省かれてもよいでしょう。